讃岐の雑煮に想う、郷土の味と発酵の力

讃岐の雑煮に想う、郷土の味と発酵の力

2025/1/4 福耳日記✨

みなさん、こんにちは!
福耳キムチのKaeです!

今日のひめくりカレンダーは「雑煮」。
香川県の郷土料理である白みそ雑煮のお話です。



白みその出汁に餡入りの丸餅。
一見シンプルな組み合わせですが、
そこには深い味わいの世界が広がっています。

カレンダーには、和三盆を代表とする砂糖は
塩と綿と共に"讃岐三白"としてとても貴重だったと
書かれています。

そして、庶民には大変貴重だった砂糖を使った餡子を、
餅の中に隠して密かに食べていたのが
この雑煮の始まりという説も。
なんだか粋な話ですよね。

【雑煮と日本の食文化】
雑煮って、本当に不思議な料理だと思います。
同じ「お雑煮」でも、地域によって
これほど違う料理は珍しいですよね!

関東は角餅に清潮仕立て、
関西は丸餅に白みそ仕立て。
そして九州に行けば、
鶏肉や魚の出汁を使うところも。

これって、発酵食品にも通じる
地域性なんです!!

【発酵食品と土地の個性】
みその種類を見ても、その土地の
個性がはっきりと表れてますよね!

信州みそ、仙台みそ、
西京みそ、九州の麦みそ...
それぞれの土地で、気候や
原料の違いによって、独自の
発酵文化が育まれてきました。

キムチも同じで韓国では、北部は塩辛めの
あっさりした味付け。
南部は唐辛子をたっぷり使った
濃い味付けが特徴です!

これは気候との関係が深くて、
寒冷な地域では保存性を重視した
塩分の高い漬け方に。
温暖な地域では、香辛料で
発酵をコントロールする手法が
発達したようです。


【伝統と革新】
でも、伝統は決して
固定的なものではありません。

香川の白みそ雑煮も、
きっと長い時間をかけて
今の味に辿り着いたはず。

私も、伝統的な発酵の技術を
大切にしながら、
新しい可能性を探っていきたいです!

発酵食品って、自然の力を
借りているからこそ、
季節の変化に敏感。

だからこそ、その時々の
最高の味わいがあるんですね。

【未来への想い】
私も、そんな食文化の
一端を担えるよう、
丁寧なものづくりを
続けていきたいと思います。

明日からは通常営業を再開します。
新年最初の仕込み、どんな野菜たちと
出会えるのか、今からワクワクしています。

寒い季節だからこそ、
発酵食品の魅力を
もっと多くの方に
知っていただけたら嬉しいです。

 

それではまた明日書きますね〜♪



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