
干し数の子と発酵食品、受け継がれる日本の味
2025/1/3 福耳日記✨
みなさん、こんにちは!
福耳キムチのKaeです!
今日のひめくりカレンダーは「干し数の子」。
正月といえば数の子。縁起物として、そして
保存食文化の象徴として、日本の食卓に
欠かせない存在です!
数の子って、塩漬けという単純な方法なのに、
あの独特の歯ごたえと旨味が生まれる。
実は、これこそが保存食の神秘的な力なんです!
今日は、数の子から見える日本の伝統的な
保存食文化と、私たちのキムチ作りについて
お話ししたいと思います。
【数の子と塩の力】
数の子は、ニシンの卵を塩漬けにしたもの。
シンプルな製法ですが、塩加減が難しく、
職人さんの経験と勘が重要になります。
塩が強すぎても弱すぎても、
本来の旨味は引き出せません。
まさに、私たちがキムチを漬ける時と
同じような繊細さが必要なんです。
【保存食に込められた知恵】
日本の伝統的な保存食には、
先人たちの様々な工夫が詰まっています。
・塩蔵(数の子、塩鮭など)
・発酵(ぬか漬け、味噌など)
・乾燥(干し柿、切り干し大根など)
・調味料漬け(粕漬け、味醂干しなど)
それぞれの方法には、
食材の特性を活かした
知恵が隠されているんです。
【発酵食品としてのキムチ】
私たちの作るキムチも、
まさにその知恵の一つ。韓国の食文化ではありますが、
塩と発酵による保存だけでなく、
唐辛子やにんにくなどの
薬味の力も借りながら、
素材の味わいを引き出していきます。
特に今の季節は、
寒暖差が発酵を絶妙にコントロールしてくれて、
より深い味わいが生まれやすいんです!
【日本の食文化と発酵】
実は、発酵食品は日本の食文化の
重要な部分を担ってきました。
味噌、醤油、糠漬け...
どれも発酵の力で、
素材の旨味を引き出し、
保存性を高めています。
キムチも同じように、
乳酸発酵による保存と、
旨味の相乗効果を生み出す
素晴らしい発酵食品なんです。
【季節の変化と発酵】
発酵食品は、季節によって
その表情を変えていきます。
冬は発酵がゆっくりと進むため、
より深い味わいが生まれやすい。
だからこそ、この時期に仕込んだ
キムチは格別な美味しさに。
【伝統を現代に】
数の子もキムチも、
長い歴史の中で受け継がれてきた
保存食の知恵の結晶ですね。
【保存方法のポイント】
キムチも数の子も、
適切な保存がより美味しく楽しむコツ。
・冷蔵保存が基本
・温度は4〜10℃が目安
・清潔な容器で保存
・適量ずつ取り分けて
そして、数の子って
学名「ユビキノン」と呼ばれるビタミン様物質で、心筋梗塞や心不全、狭心症、糖尿病、高血圧などの改善および予防に効果があるとされるほか、抗酸化作用を持つことから、生活習慣病の予防、脂肪燃焼、ダイエットなどの効果も期待できると言われてるんですよ!
明日も、美味しいお話を
お届けできたらと思います😊
毎日の食卓に、伝統の味のお話と
新しい発見を添えられたら嬉しいです。
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